【中学歴史・第2回】人類の出現と進化

中学歴史

ヒトはいつ生まれたのか

今のところ、「最古の人類」のアフリカのチャド共和国で発見された「サヘラントロプス・チャデンシス」ということになっています。

名前がややこしすぎて覚えにくいと思いますので、まずは「猿人(えんじん)」と覚えましょう。

約700万年前にいました。

ポイントは「二足歩行をした」ことです。
二足歩行の何がいいのかというと、2つあって、ひとつは脳を支えやすくなったこと。
この後の人類はどんどん脳がでかくなっていきます。

もうひとつは前あし(手)が空いたので、道具を使うようになったことです。

手を使うことは脳にもいいらしく、それでまた脳が大きくなるという、まさに好循環!

人類は氷河時代に突入

250万年前くらい前になると、氷河時代(ひょうがじだい)に入ります。

氷河時代はめちゃくちゃ寒いわけですが、その中でも比較的温かい時期もありました。

めちゃくちゃ寒い時期を「氷期(ひょうき)」、氷期と氷期の間のまだ少しましな時期を「間氷期(かんぴょうき)」と言います。

氷期のことを氷河期(ひょうがき)と言う人もいますが、氷河期というと氷河時代のことをいうのか、氷期のこと言うのか、混乱してしまいそうなので、「氷河時代」「氷期」「間氷期」という用語を使うのがおススメです。

猿人から原人へと進化

この氷河時代がはじまってしばらくすると(といっても50万年くらい経っているのですが…)、原人(げんじん)が出現します。

これも場所はアフリカです。

この原人がすごいところは打製石器(だせいせっき)を作って、使ったところです。

打製石器というのは、石を打ち砕いて、鋭くした石器のことです。

猿人さんも石を道具として使ってはいましたが、そのまんま使っていたんですね。

原人さんはそこにひと工夫を加えました。

石をぶつけて、とんがらせたり、ナイフみたいな形にしたことで、狩りの道具としたり、調理の道具としたり、便利に使えるようになりました。

ちなみに、ジャワ原人や北京原人は、この原人に属します。

そして新人

60万年くらい前になると、ヨーロッパに旧人(きゅうじん)が登場します。

ネアンデルタール人がその代表で、打製石器を発展させてカッターみたいに使ったり、死者を埋葬したり、毛皮を防寒用のコートにしたり、結構ハイレベルなことをやっていたようです。

そして20万年くらい前に、いまの我われの直接の祖先である新人(しんじん)が、またまたアフリカに現れました。

この新人のことを、現生人類(げんせいじんるい)とか、ホモ=サピエンスとか言ったりします。

新人は骨や角で骨角器(こっかくき)を作ったり、洞窟に壁画を描いたりができました。

フランスにあるラスコー洞窟やスペインのアルタミラ洞窟の壁画は有名です。

新人は絶滅してしまった旧人とは違い、全世界に住む場所を広げていきました。

で、今の我われのようになっていったわけですね。

歴史の教科書では、最初の方に「人類の出現と進化」みたいな単元が載っています。
このあたりは昔過ぎて詳しくわかっていないせいか、教科書や参考書によって少しずつ説明が違っていますので、細かいことは気にせずに、ざっくりとした覚え方でいきましょう。
最新の研究次第で教科書の内容が変わるような箇所は、入試問題でも出題しくいので、あまり出ない傾向があります。
※旧人は中学の教科書に掲載されていないかもしれません。

旧石器時代と新石器時代

先ほど述べた氷河時代は、今から約1万年前に終わり、暖かい時代がやってきました。

この1万年前という境目が少し重要で、これより前を旧石器時代、その後を新石器時代(しんせっきじだい)と言います。

旧石器時代と新石器時代は何が違うかというと、旧石器時代は意思を打ち砕いて作った打製石器を使っていた時代であるのに対して、新石器時代は石を磨いた磨製石器(ませいせっき)を使っていたという点です。

磨製石器は見た目がつるっとしていて、石臼(いしうす)や石斧(いしおの)などに使っていました。

新石器時代に入ると、麦や粟、稲を栽培したり、牛や羊を飼ったり、土器を使って煮炊きしたりするようになります。

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今日はここまで!アリーヴェデルチ!

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