【中学歴史・第9回】1万年も続いた縄文時代

中学歴史

縄文時代はなぜ縄文時代というのでしょうか。

これを読めばわかります!

世界は暖かくなった

今から約1万年ほど前、最後の氷期が終わり、陸地の氷が解け始めました。

世界の気温は上昇し、氷河時代が終了しました。

気温が上がったことで、針葉樹林だけでなく、広葉樹林も育つようになりました。

広葉樹林というのは、葉が葉っぱっぽい木のことですね。

土器を作って、使うようになった

広葉樹林のくりやどんぐりが育ったことで、木の実を食料にできるようになったのです。

とはいっても、そのままでは渋くって、食べられません。

そこで土器を作り始めたのです。

粘土質の土をひも上に長く伸ばし、それをツボの形になるように重ねていき、火で焼きました。

焼く前には縄を転がして文様をつけたので、縄文土器じょうもんどきと呼ばれています。

縄文土器はどんぐりを煮炊きするだけでなく、貯蔵にも使われました。

また、石器も打ち砕いただけのものから、表面がツルツルした磨製石器ませいせっきをつくるようになったのも、大きな特徴です。

狩りのターゲットが変わった

気温が上がったことで、マンモスやナウマンゾウ、オオツノジカは姿を消します。

縄文時代はシカイノシシが狩りのターゲットになりました。

マンモスなどの大型動物に比べ、シカやイノシシはすばしっこいんですね。

今までは長いやりをぶん投げてい狩りをしていましたが、早く動く獲物をしとめるために、弓矢が開発されたんです。

また、海でも魚や貝がたくさんとれるようになりました。

肉食中心だった旧石器時代に比べると、縄文時代は食材がかなり豊富になったわけですね。

縄文時代の住まいや風習

旧石器時代は食料を求めて移動を繰り返していましたが、縄文時代になると定住するようになります。

地面を50cmほど掘り下げて、柱をたて、屋根もつけた「たて穴住居あなじゅうきょ」に住むようになったんですね。

また宗教的な習慣もでてきました。

耳飾りをつけたり、土偶どぐうと呼ばれる宇宙人みたいな人形を作って祈っていたようです。

抜歯ばっしという、ちょっと変わった習慣もありました。

大人になる儀式として、歯を抜いたり、前歯を削ったりしたんです…。

すっごく痛かったと思いますが、その痛みに耐えることで、1人前とされたんでしょうね。

また、死者を埋葬する習慣も確認されています。

人がなくなると、手足をしばって、さらに折り曲げて土に埋めました。

これを屈葬くっそうといいます。

そのまま埋めて、死者が何かするのを恐れたんだと思います。

縄文時代の遺跡

縄文時代の遺跡はいくつかありますが、まずは押さえておきたい代表的な2つだけピックアップします。

  • 三内丸山遺跡さんないまるやまいせき…青森県にあります。かなりでかい遺跡で、15mくらいの高さがある建築物もつくっていたことが確認されています。
  • 大森貝塚おおもりかいづか貝塚というのは、魚の骨や貝がらをまとめて捨てた跡です。ごみ集積所みたいな感じですね。エドワード=モースというアメリカ人が、東京の大森で見つけました。

チェックテスト

縄文時代は1万年以上続いたんですね。

日本人が最も長く続けた生活スタイルは、弓矢でシカを射止め、たて穴住居で寝起きした、縄文スタイルということになりますね。

今日はここまで。

アリーヴェデルチ!

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