歴史の勉強法【公立中学校編(2)】

勉強法

前回に引き続き、歴史の勉強法について。

「歴史マンガや教科書を読み、問題集も手元にある状態」というところからです。

問題集は2回やろう。

問題集に取り組む上で、最も大事なことは「できるようになるまでやる」ことです。

しかし「できるようになるまでやるんだ!」とのは、かなり困難なことです。

最初だけ気合いを入れて、途中で挫折するくらいなら、最初から「最低2回はやろう」と回数を決めておく方がいいです。

(問題集などを2回することを「2周する」という言い方が定着しましたね)

2周すれば、完璧とまではいえないかもしれないですが、かなり理解度は上がると思います。

前回の問題集選びのポイントで「50~80%くらいの理解できるものを選びましょう」とお伝えしました。

仮に1回目に取り組んだ際は、60%の正解率だとすると、不正解が40%あります。

2回目でこの40%がゼロになればいいのですが、それはなかなか難しいですよね。

なので「不正解だった問題の半分は、2回目で正解できるようになる」ことを目標にしてください。

そうすると、最初の不正解だった40%(40点)のうちの半分ですから、20%(20点)分は、2回目で理解できたことになります。

2回目が終わった段階で、こうなります。

1回目の60% + 2回目の20% = 計80%(80点)

いつもいつもこんなにきれいな数字にはならないとは思いますが、おおまかな理解度の目安として、これくらいのイメージを持って取り組んでみてください。

どのように2周するか。

問題集を2周する場合、最初に直接書き込んでしまうと、2回目に答えが見えてしまいます。

そこで、2周する方法として、次の2通りのやり方があります。

ノートに答えを書く方式。

歴史用のノートを別途用意して、答えはノートに書く方法です。

そして、2回目は問題集に直接答えを書き込み、答え合わせをします。

1回目にノートに答えを書くメリットとしては、次のようなものがあります。

  • 2周だけでなく、3周でも、4周でも、やろうと思えば何回でも繰り返しできる。
  • 答えが別冊になっていない場合(巻末などにある場合)でも、答え合わせがしやすい。
  • 漢字間違いなどがあった場合は空きスペースがたくさんあるので、そこで漢字練習ができる。
  • 同様に空きスペースに、自分なりのポイントを書き込みやすい。

逆に、この方式のデメリットとしては、

  • ノートを別に用意しなければいけない。
  • 家以外の場所で勉強する場合、勉強ツールがひとつ増える。家で勉強するにしても、「問題集+ノート」というセットで、出したりしまったりしないといけない。
  • 勉強するときは「問題集+ノート」を広げるので、場所をとる。
  • ノートに、(1)(2)等の問題番号も書かないといけない。
  • どのような間違いをしたのかは、問題集とノートを照らし合わせないといけない(ことがある)。

といったものがあります。

1回目はオレンジ、もしくは赤系のペンで答えを書く。

もうひとつの方法としては、答えを鉛筆やシャーペンではなく、オレンジや赤系のペンで答えを書いていくやり方です。

このやり方の場合、。

ペンの色のお奨めをオレンジとしたのは、暗記シートで隠した際に、より見えにくいからです。

赤が濃いと見えてしまうことがありますからね。

なので、ピンクとかでもいいですよ。

このやり方のメリットしては、ノートに行う方式のデメリットの裏返しになります。

  • 問題集に直接書き込むので、問題番号などを書かなくていい。
  • 勉強スペースがコンパクト。
  • 問題集1冊ですむというシンプルさ。
  • どこをどう間違ったのは、一目瞭然。

逆にデメリットしては、

  • 暗記シートで隠すと、答えだけでなく問題文なども読みにくくなる。
  • 暗記シートで隠す勉強方法が苦手。
  • 答えが別冊になっていない場合、答え合わせが行ったり来たりで、めんどう。

などでしょうか。

ちなみに、1回目に答えを書く色ペンは、できればフリクションがいいですね。

間違っても消すことができますので。

暗記シートの大きさは、問題集にあわせましょう。

問題集はB5判が多いので、B5サイズ(182mm × 257mm)のものを用意すればとりあえず全部隠せます。

どちらがお奨めか。

どちらも一長一短なので、フィーリングで選べばいいと思います。

あるいは、どちらかひとつではなく、組み合わせるのもアリです

例えば、最初は「ノート方式」で行います。

しかし、単元によってはほとんどできないこともあるでしょう。

ノートの2回、3回と繰り返してやればいいのですが、テストまでの時間がなかったり、やる気もなかったりするでしょう。

そんなときは、2回目は答えをオレンジペンで直接書き込み、暗記シートでチェックできるようにしておきます。

この方式であれば、2周しつつ、テスト直前には暗記シートで苦手な項目をチェックする、ということが可能です。

間違えた問題にスラッシュを入れよう。

最後に大事なことをいいます。

それは間違えた問題には必ず、チェックを入れることです

チェック欄のある問題集であれば、そこにチェックを入れてもいいですが、お奨めは問題番号にスラッシュを入れるやり方です。

スラッシュというのは、「/」のことですね。

1回目に間違えた問題の番号に、赤ペンでこの「/」をつけておきます。

2回目に問題を解き、正解した場合は、そのスラッシュに対して、黄色のマーカーや色鉛筆で逆スラッシュ「\」を入れます。

もし2回目も間違えたら、赤ペンでスラッシュの逆「\」をいれます。

つまり2回とも間違えると、赤の「×」になっているはずです。

1回目に間違えたのか、2回目に間違えたのか、また、2回目にやったときは正解できたのか、できなかったのか、一目でちゃんとわかるようにしておくわけです。

そして、テスト直前に「×」を最優先でチェックしましょう。

最終的には赤だけのスラッシュやバツはなくなり、間違えた問題には必ず黄色のチェックが入っているはずです。

この場合チェックのつけ方の場合は、3回間違えて、4回目に正解したことになります

色にこだわりたい人は、1回目の間違いと2回目の間違いで色を分けてもいいと思います。

「ノート方式」にしろ、「色ペンで書き込み方式」にしろ、「どこを間違えたのか」を明らかにすることは、社会に限らずとても大事なことなので、他教科でもやってみてください。

問題集にいっぱいチェックして、あとから見返してみると「あぁ、頑張ったなぁ」という充実感を味わえると思いますよ!

では今日はここまで。

アリーヴェデルチ!

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