前回に引き続き、歴史の勉強法について。
「歴史マンガや教科書を読み、問題集も手元にある状態」というところからです。
問題集は2回やろう。
問題集に取り組む上で、最も大事なことは「できるようになるまでやる」ことです。
しかし「できるようになるまでやるんだ!」とのは、かなり困難なことです。
最初だけ気合いを入れて、途中で挫折するくらいなら、最初から「最低2回はやろう」と回数を決めておく方がいいです。
(問題集などを2回することを「2周する」という言い方が定着しましたね)
2周すれば、完璧とまではいえないかもしれないですが、かなり理解度は上がると思います。
前回の問題集選びのポイントで「50~80%くらいの理解できるものを選びましょう」とお伝えしました。
仮に1回目に取り組んだ際は、60%の正解率だとすると、不正解が40%あります。
2回目でこの40%がゼロになればいいのですが、それはなかなか難しいですよね。
なので「不正解だった問題の半分は、2回目で正解できるようになる」ことを目標にしてください。
そうすると、最初の不正解だった40%(40点)のうちの半分ですから、20%(20点)分は、2回目で理解できたことになります。
2回目が終わった段階で、こうなります。
1回目の60% + 2回目の20% = 計80%(80点)
いつもいつもこんなにきれいな数字にはならないとは思いますが、おおまかな理解度の目安として、これくらいのイメージを持って取り組んでみてください。
どのように2周するか。
問題集を2周する場合、最初に直接書き込んでしまうと、2回目に答えが見えてしまいます。
そこで、2周する方法として、次の2通りのやり方があります。
ノートに答えを書く方式。
歴史用のノートを別途用意して、答えはノートに書く方法です。
そして、2回目は問題集に直接答えを書き込み、答え合わせをします。
1回目にノートに答えを書くメリットとしては、次のようなものがあります。
- 2周だけでなく、3周でも、4周でも、やろうと思えば何回でも繰り返しできる。
- 答えが別冊になっていない場合(巻末などにある場合)でも、答え合わせがしやすい。
- 漢字間違いなどがあった場合は空きスペースがたくさんあるので、そこで漢字練習ができる。
- 同様に空きスペースに、自分なりのポイントを書き込みやすい。
逆に、この方式のデメリットとしては、
- ノートを別に用意しなければいけない。
- 家以外の場所で勉強する場合、勉強ツールがひとつ増える。家で勉強するにしても、「問題集+ノート」というセットで、出したりしまったりしないといけない。
- 勉強するときは「問題集+ノート」を広げるので、場所をとる。
- ノートに、(1)(2)等の問題番号も書かないといけない。
- どのような間違いをしたのかは、問題集とノートを照らし合わせないといけない(ことがある)。
といったものがあります。
1回目はオレンジ、もしくは赤系のペンで答えを書く。
もうひとつの方法としては、答えを鉛筆やシャーペンではなく、オレンジや赤系のペンで答えを書いていくやり方です。
このやり方の場合、。
ペンの色のお奨めをオレンジとしたのは、暗記シートで隠した際に、より見えにくいからです。
赤が濃いと見えてしまうことがありますからね。
なので、ピンクとかでもいいですよ。
このやり方のメリットしては、ノートに行う方式のデメリットの裏返しになります。
- 問題集に直接書き込むので、問題番号などを書かなくていい。
- 勉強スペースがコンパクト。
- 問題集1冊ですむというシンプルさ。
- どこをどう間違ったのは、一目瞭然。
逆にデメリットしては、
- 暗記シートで隠すと、答えだけでなく問題文なども読みにくくなる。
- 暗記シートで隠す勉強方法が苦手。
- 答えが別冊になっていない場合、答え合わせが行ったり来たりで、めんどう。
などでしょうか。
ちなみに、1回目に答えを書く色ペンは、できればフリクションがいいですね。
間違っても消すことができますので。
暗記シートの大きさは、問題集にあわせましょう。
問題集はB5判が多いので、B5サイズ(182mm × 257mm)のものを用意すればとりあえず全部隠せます。
どちらがお奨めか。
どちらも一長一短なので、フィーリングで選べばいいと思います。
あるいは、どちらかひとつではなく、組み合わせるのもアリです。
例えば、最初は「ノート方式」で行います。
しかし、単元によってはほとんどできないこともあるでしょう。
ノートの2回、3回と繰り返してやればいいのですが、テストまでの時間がなかったり、やる気もなかったりするでしょう。
そんなときは、2回目は答えをオレンジペンで直接書き込み、暗記シートでチェックできるようにしておきます。
この方式であれば、2周しつつ、テスト直前には暗記シートで苦手な項目をチェックする、ということが可能です。
間違えた問題にスラッシュを入れよう。
最後に大事なことをいいます。
それは間違えた問題には必ず、チェックを入れることです。
チェック欄のある問題集であれば、そこにチェックを入れてもいいですが、お奨めは問題番号にスラッシュを入れるやり方です。
スラッシュというのは、「/」のことですね。
1回目に間違えた問題の番号に、赤ペンでこの「/」をつけておきます。

2回目に問題を解き、正解した場合は、そのスラッシュに対して、黄色のマーカーや色鉛筆で逆スラッシュ「\」を入れます。

もし2回目も間違えたら、赤ペンでスラッシュの逆「\」をいれます。

つまり2回とも間違えると、赤の「×」になっているはずです。
1回目に間違えたのか、2回目に間違えたのか、また、2回目にやったときは正解できたのか、できなかったのか、一目でちゃんとわかるようにしておくわけです。
そして、テスト直前に「×」を最優先でチェックしましょう。
最終的には赤だけのスラッシュやバツはなくなり、間違えた問題には必ず黄色のチェックが入っているはずです。

色にこだわりたい人は、1回目の間違いと2回目の間違いで色を分けてもいいと思います。
「ノート方式」にしろ、「色ペンで書き込み方式」にしろ、「どこを間違えたのか」を明らかにすることは、社会に限らずとても大事なことなので、他教科でもやってみてください。
問題集にいっぱいチェックして、あとから見返してみると「あぁ、頑張ったなぁ」という充実感を味わえると思いますよ!
では今日はここまで。
アリーヴェデルチ!



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