ここでは以下のような方に向けて、テストの点をアップさせるための勉強法を書きました。
- 定期テストの歴史分野(社会)の点数が平均点前後の、公立に通う中学生。
- 歴史用語や人物名、出来事などが、あまり記憶できない方。
まずは定期テストで8割、外部の模試で偏差値55をとれるように頑張りましょう!
歴史の勉強に必要なモノ
勉強するにあたり、手元に用意すべきものをリストアップします。
- 歴史マンガ
- 学校で使っている教科書
- 資料集
- やさしい問題集
- 専用のノート
ひとつずつ解説していきます。
まずは歴史マンガから
歴史があまり得意でない人は、いきなり教科書を読まない方がいいです。
たぶん眠くなります。
例えば、遣唐使の廃止について教科書では「菅原道真は唐のおとろえと往復の危険とを理由に派遣の延期を訴えて~」という風に書かれています。
これを読んですぐに理解したり、イメージできる人はとても優秀なので、そのまま勉強を進めてください。
でも、文字だけの説明って、理解が難しかったり、記憶に残りにくかったりしないですか?
なので、最初は「歴史マンガを読む」ところからはじめましょう。
ここでいう歴史マンガとは、小学館や集英社から出ている全20冊くらいのシリーズもののことです。
全巻を購入して自分の手元に置いておけるとベストですが、全部揃えるとなると、結構お金がかかります。
購入が難しい場合は学校や公立図書館で借りましょう。
それでOKです。
逆に公立図書館だと、いろんな出版社のものが置いてあったりしますので、絵のタッチとかを見て、好きなものを手にとりましょう。。
出版年が少し古い場合もありますが、特に問題ありません。
歴史マンガは年代順に分かれていますので、まずは直近の定期テスト(あるいは模擬テスト)の該当範囲の巻を読んでください。
もちろん1巻からスタートしてもOKです。
マンガを読み進めていると、自然と頭に入ってくる人物名や事件名もあれば、そうでない場面もあると思います。
ここで大事なのは、楽しむことです。
そしてイメージを持つことです。
「遣唐使船は危ないから乗りたくないな」とか、「道真は大事な意見をいえる立場の人だったんだ」とか。
遣唐使の廃止を提言したときの道真の表情とか、いい方とか、周りの反応とか、絵やセリフと一緒ならイメージしやすいと思います。
あまり難しく考えずに、気楽に読み進めていきましょう。
「勉強」を意識しすぎると、途中で挫折してしまいます。
こういう歴史マンガは、中学生で習う範囲を超えて、高校の歴史範囲も入っていたりします。
そんな難しいところは、とりあえず飛ばしましょう。
とにかく最後まで通して読んでみましょう。
ちなみに、この歴史マンガを読むのタイミング(時期)ですが、できれば授業(中受生は塾)で習う前に読めているとGOODです。
教科書や授業で必要なポイントをおさえる
歴史マンガの次は、「教科書を読む(もしくは授業を受ける)」です。
教科書は中学生にとって必要なことや、大事なことが濃縮されていて、過不足がないように詰め込まれています。
また、教科書は学習者が難しく感じないように、説明がややおおまかに書かれがちです。
授業だと先生が補足しながら説明してくれることもありますが、正しくまとめすぎているところが教科書のわかりにくいところでもあります。
簡潔すぎて、周辺の情報が少なすぎて、頭に残りにくいんです。
ここで歴史マンガが役立ちます。
教科書を読んだだけではイメージできない部分を、歴史マンガで得た情報で埋めたり、理解を強化したりしてください。
もしよくわからない部分が出てきたら、もう一度マンガに戻って読んでみてください。
そうやって歴史マンガと教科書を行ったり来たりしているうちに、歴史学習で最も大事な「大きな流れやつながり」が頭に入ってくると思います。
問題集を買う
歴史マンガと教科書で、知識をインプット(入力)したら、次はアウトプットです。
問題に取り組みましょう。
そのために書店に足を運びましょう。
書店にいくと、問題集が置いてあります。
書店の参考書コーナーは、小学生向け、中学生向け、高校生向け、英検や漢検などの受験者向けなどに分かれています。
また中学生向けであっても、普段の勉強用(定期テスト対策)と高校受験用とに分かれていたりします。
そのなかで、社会(歴史)の問題集を選ぶわけですが、小さい書店だと参考書コーナー自体が小さくて、種類が豊富でない場合があります。
まして社会は英語や数学に比べると、問題集の数は少ないかもしれません。
できれば参考書コーナーが充実している大きな書店にいって、たくさんある中から自分にあっていそうな問題集を選んでください。
最初はやさしめのもの、厚すぎないものを選びましょう。
まずパラパラとページをめくり、自分が得意な時代(単元)の問題を見てください。
そのページの問題を見て、50~80%くらいを正解できるものを選びましょう。
正解率が半分くらいもいかない、ほとんどわからないものを選んでもダメではないのですが、途中で挫折する可能性が高まります。
逆にほぼ全部わかる場合は、自分が苦手な単元も見てみて、それでも8割くらい正解できそうなら、もう少し難度を上げてもいいかもしれません。
ただ、定期テスト向けの問題集であれば、あまり難易度に差はないと思います。
あと問題集選びのポイントをいくつかあげておきます。
答えが別冊になっているか。
別冊になっておらず、巻末に答えが掲載されていると、問題文と解答・解説のページを行ったり来たりしないといけないので、面倒です。
そういう面倒くささは、なるべく排除しましょう。
解答欄が書き込める大きさになっているか。
答えを直接書き込む際、解答欄のスペースが小さいと困ります。
特に字を大きく書く人は要注意です。
解説が親切か。
答えだけでなく、なぜその答えなのか、解説がしっかり書いてあること。例えば正誤問題で、間違いの選択肢に対しても解説が書いてあるのがいいです。
例えば…
(問題)平城京遷都が行われたのは、どの天皇の時代ですか?
ア)持統天皇 イ)元明天皇 ウ)桓武天皇
正解は、イ)元明天皇なのですが、解説で「ア)の持統天皇は694年の藤原京遷都、ウ)の桓武天皇は794年の平安京遷都が行われたときの天皇です」と書かれていると、問題文以外の部分でも知識をインプットすることができます。
「持統天皇は藤原京を遷都した人なんだー」とか、「藤原京遷都の100年後が平安京遷都なんだー」とか、「っていうか、藤原京ってなんだっけ?」とかとか。
解説ページも読んでみて、チェックしましょう。
厚すぎない
先ほども少し触れましたが、最初は厚すぎないものがいいでしょう。
歴史分野だけの問題集の場合、問題のページが100ページくらいがあるものがちょうどいいのではないでしょうか。
何となくデザインが好き
これ、意外と大事です。
書体とか、イラストとか、好みにあうものを選んでください。
複数の候補に絞り込んだ上で、最後に迷ったら、デザインで選ぶといいでしょう。

今回はここまで。
次回は実際に問題集やノートの使い方について説明します。
では、アリーヴェデルチ!



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