今回は四大文明について。
4つある古代文明の共通点や、それぞれの特徴(キーワード)をおさえるようにしましょう。
特に「○○川」「○○文字」や遺跡の名前が大事です。
ご存じピラミッドで有名なエジプト文明
エジプトの場所はわかりますか?
アフリカ大陸の右上にありますね(わからない場合は地図を見てみましょう)。
アフリカの右上の方にナイル川がタテに流れているはずです。
このナイル川は夏になると氾濫するんですが、ビシャーってなることで栄養豊富な土が広がるんですね。
そのおかげで農耕が発展するんです。
紀元前3000年頃、エジプトに統一国家ができて、神殿とかピラミッドもつくられました。
川がいつ氾濫するのかを、エジプトの人はできるだけ正確に知りたかったので、天文学とか暦が発展しました。
エジプト文明では1年を12ヶ月に分ける太陽暦が使われていたことを覚えておきましょう。
あと大事なのが文字です。
四大文明での共通点のひとつとして「文字の発明」があります。
エジプト文明は象形文字が使われていました。
遺跡ではギザの三大ピラミッドが有名です。
川の名前が特徴的なメソポタミア文明
2つ目がメソポタミア文明です。
「メソポタミア」というのは、「2つの川の間の土地」という意味だそうです。
この2つの川というのがチグリス川とユーフラテス川。
現在のイラクあたりにあります。
メソポタミアも豊かな土地で、エジプトに統一国家ができた同じ頃に、都市国家がいくつもできました。
文字通り都市ごとに国家があり、城壁で囲まれ、その中に神殿や宮殿が築かれました。
ウルやウルクといった都市国家が代表例です。
メソポタミア文明では、青銅器が使われ、暦は月の満ち欠けをもとにした太陰暦を使い、文字はくさび形文字を発明しました。
1時間や1分を、60分や60秒とする60進法を使ったり、1週間を7日としたりしました。
遺跡で有名なのは、ウルにあったジッグラト(聖塔)。
資料集で写真を見て確認しておきましょう。
文字は未解読、インダス文明
エジプト文明やメソポタミア文明と比べると少しあとの時代になる、約2500年ごろに、インダス川のほとりで、インダス文明は生まれました。
場所は今のパキスタンあたり。
インダス文字が発明されて、残っていますが、まだ解読されていません。
そのためか、教科書の中でもインダス文明の情報が少なめです…。
遺跡で有名なのはモヘンジョ=ダロ。
名前が「もう、変だろう!」で覚えましょう。
漢字のもとが生まれた中国文明
現在の中国に流れる黄河や長江では、約1万年前くらいから農耕が行われていました。
やがて人口が増えて、紀元前1600年頃になると、黄河流域に殷という国が成立。
王が占いで政治や祭りを行いました。
「占いで政治するなんて」って思われるかもしれませんが、いまでも政治のことを「まつりごと」と言ったりしますもんね。
殷では立派な青銅器が作られており、王の「まつりごと」に使われたり、戦争の記録などが記されました。
なんでそんなことがわかるかと言うと、そういう青銅器が王の墓から出てきたからです。
使っていた文字は甲骨文字です。
甲は亀の甲羅、骨は牛や鹿の骨の意味で、甲羅や骨に文字を刻んでいたので甲骨文字と言います。
殷は祭りで人身御供、つまりいけにえを他国に迫ったので、周囲の国は殷に対して反感を持つようになったんですね。
紀元前11世紀頃に従属国であった周に滅ぼされます。
その周も数百年のなかで、支配力が弱まり、春秋・戦国時代への突入していきます。
古代中国はちょい長いので、次回も引き続き中国を。
四大文明の共通点は?
これら4つの古代文明の共通点は、試験でも聞かれる可能性がありますので、あらためてチェックしておいてください。
- 大河流域で栄えた(農業必要な水を確保できた)。
- だいたい北緯25~40度の間の中緯度地方(農業や人の暮らしに適した気候)。
- 文字の使用。
- 青銅器の使用。
- 都市や国家の発展。
場所がヨーロッパではないユーラシア大陸か、ユーラシア大陸に近いアフリカ大陸というのも興味深い点ですね。
チェックテスト
だいたい理解できたなと思ったら、チェックテストにチャレンジしよう!
今日はここまで。
アリーヴェデルチ!



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