現在高校生になるわが子が、かつて成基学園に通っていたときのブログです。
少し古い話ですので、記憶があいまいな点もあります。
現在はすでに違っているところもありますし、あくまで個人的に感じたことをまとめたもので、その点をご理解いただけるとありがたいです。
成基学園を選んだ理由と当時の状況
最初は公立中高一貫校が第一志望
もともと中学受験は小学生になったあたりから検討はしていました。
しかし、中学から私立に進むとなると費用がかかりますし、塾代もかかります。
「公立中高一貫校なら、小学生の間は塾代がかかるけど、入学してしまえばなんとかなるのではないか」
という考えから、最初は京都市立西京高等学校附属中学校を志望校として、中学受験塾を探すことにしました。
中学受験にあたっては、こどもに「なぜ中学受験をした方がいいのか」という点について、じっくりと話をしました。
馬渕か、成基か
塾選びについては、馬渕教室か、成基学園の2つが有力な候補でした。
理由は「通塾がしやすいこと」「大手で実績があること」くらいだったと思います。
ネットで「どんな塾がいいのかな」と調べてみたのですが、学校別の合格実績が載っているくらいで、具体的な情報がほとんどなかったのです。
そこで成基学園の方が自分としては馴染みがあったことと、「公立受検コース」があったため、先に成基の入塾テスト&説明会に参加することにしました。
こどもの希望で成基に決定
こどもが入塾テストを受けている間に、親は教室長から受験や塾の説明をされます。
1時間ほどで終わり、その後本人と一緒に先生からテスト結果についての話を聞きます。
予想通り全然できていなかったのですが、「塾に通っていないのに、国語の出来がいいですね。受験本番では武器になりますよ」と言っていただけました。
普段からトンチンカンな受け答えしかできない子だったので、正直「まじか!?」と思いましたが、こどもの方はそうした先生の雰囲気がよかったのか、成基学園が気に入った様子でした。
入塾テストの難易度は?
テストそのものは難しかったようです。しかし、学校のテストで9割以上を安定して取れるようなら、いくつか正解できる問題も用意されているみたいでした。塾の先生曰く「できるかどうかもですが、テストに向かう姿勢もしっかり見て判断しています」とのことでした。
帰りながら感想を聞きました。
「成基どうだった?」
「ここにする」
「馬渕は見なくていいの?」
「うん」
「本当に?」
「うん」
たぶん、もう他の塾を見るのが面倒だったんだと思います。
こうなることも想定して、塾選びは第一候補から見ていった方がいいかもしれません。
公立受検コースか、私立受験コースか
塾に通いはじめたのは、小学4年生の冬期講習からだったと思います。
で、問題が「コース選び」でした。
西京高校附属中が第一志望だったので、「公立受検コース」でいこうと思っていたら、先生から「私立受験コース」を勧められたんです。
細かいやり取りは忘れましたが、要は「公立を受けるにしても、私立受験コースの方が合格に近くなる」みたいなことでした。
中学受験は想定外に費用がかかるものですが、最初の想定外はこのときでした。
「まぁ、とにかく次の5年生の間は私立受験コースで、ガッチリ学力を上げよう」ということになり、様子見で私立受験コースでいくことになりました。
成基学園はこんな塾でした
成基学園には小学4年生から小学6年生の受験までの、約2年間お世話になりました。
その間にわかったことや感想を以下にあげておきます。
クラス分けは、レベル別に3つにわけられる
私立受験コースでは、生徒のレベルに合わせて1組、2組、3組と分けられていました。
1組より2組の方が上のレベルで、3組が最上位クラスでした。
1組スタートでしたが、5年生になって2組に上がり、夏休み明けに3組になったと記憶しています。
上のクラスに上がるかどうかは、こども曰く「算数の先生が決めていた」そうです。
3組に上がったくらいから、志望校が西京高校附属中から洛星中へと変わりました。
宿題はそこそこの量が出される
科目ごとに宿題はそれなりに出されていました。
「計画的に毎日やればこなせるけど、サボると間に合わない」くらいの量だったと記憶しています。
「とてもじゃないが、1週間で終わらせるのは無理!」という量ではありませんでした。
難易度的にはそこまで難しくはなかったようです(たまにわからないものもありました)。
算数に関しては「1組と2組はここまで」「3組はさらにここまで」と、レベルに応じて出し分けていたと思います。
毎回(毎週)ショートテストがあった
授業のたびに毎回宿題をもらって帰ってくるのですが、その宿題の理解度をはかるために、次の授業のはじめにショートテスト(以下、ST)がありました。
なので、授業は「まずST」→「その後新しい単元の解説」という流れのようでした。
STの結果は「月間成績表」として一覧でいただき、そこに本人の得点はもちろん「平均点」や「クラス内順位」が表やグラフで表示されます。
宿題を適当にやっているとSTの結果が悪くなります。
理科のSTの結果が悪いことが多かったので、よく妻が宿題の該当ページを予めコピーに取り、「宿題を2回やるように」と指示していました。
あまり徹底できていなかったのですが、2回やったときのSTの結果は確かによかったようです。
毎月「成基オープンテスト」がある
成基学園では、日曜日に「成基オープンテスト」が実施されます。
成基学園に通う生徒が受けるため、250人くらいの母集団でした。
そこで科目ごとの偏差値や順位、志望校判定などが出ます。
成績上位50人くらいの生徒番号が別冊子で、科目ごとや総合で掲載されていました。
この成基オープンテストでいい成績を出すことが、励みのひとつになっていました。
ちなみにうちの子が最初に受けた「成基オープンテスト」の偏差値は確か20台だったと思います(科目によっては10台もあったような…)。
6年生の途中からは日進がはじまる
前述の「成基オープンテスト」は6年生の5月頃に終わり、代わってはじまるのが「日曜進学教室」、略して「日進」です。
毎週日曜日に演習テストを受け、すぐに採点集計されます。
その採点集計されている間に、受けたテストの講評や解説を聞く、という流れだったと思います(すいません、この辺の記憶が少しあいまいです)。
途中で「ウルトラ」とか「ベーシック」といったレベル分けもありました。
日曜日ごとにテストが繰り返されるこの日進は、成基における6年生のメイン企画のような感じでした。
確かにハードな分「問題を解く」という力が鍛えられたようです。
2回ほど、成績悪くて泣きながら帰ってきたこともありました…。
志望校別の特訓もある
6年生の途中から「志望校別特訓」というのもありました。
これは普段の通いなれた教室とは別の教室で、その学校を志望する生徒が集まって「特訓」を受けるというものです。
同じ志望校を目指す塾生があちこちから集まって、その学校の出題傾向にあわせた問題を解きます。
先生も普段習っている先生とは違います。
日進が受験に対する「地力」を鍛えるイメージなのに対し、「志望校別特訓」はカスタマイズされた問題にチャレンジしつつ「刺激をもらう場」というイメージでした。
志望校別特訓のときは、成績優秀な順に前から座るそうです。
自分より前に座っていた人のことは覚えていて、入学後に「あの子、いたよ」と言っていました。
そういう子たちは入学後もやっぱり優秀な子が多いみたいです。
ちなみに志望校別の冠模試もありました。
6年生になってから、洛星と洛南をそれぞれ2回ずつ受けました。
もちろん春、夏、冬としっかり講習がある
これはどこの塾でも同じだと思いますが、学校の休みにあわせて講習も開催されます。
内容としては、それまでに行った授業の復習がメインでした。
4月から7月までに習ったことを、夏期講習で復習するみたいな感じです。
5年生まではこの講習費が意外と高かったのが、想定外費用の第二弾でした。
たまに会社の研修みたいな企画もある
成基学園は他塾と違い「志」というものを大事にしているそうで、それだけのための授業というのもありました。
また、自らの「志」を紙に書く作文のようなものもあり、「うちはただの受験塾じゃないぞ」というメッセージ性を感じました。
私としては「受験のための塾」で十分なんですが、どうも成基学園はこういう理念を前面に持ってくるのが好きな企業のようです。
他にも「鳥の解剖」などの実験教室なども開催されました。
こども本人は「志」の授業より、「鳥の解剖」の方が面白く、受験の息抜きになったようでした。
テキストの名前がユニーク
成基のテキストはいろいろあり、ネーミングがおもしろかったです。
算数は「ラプラス」とか「フェルマー」、社会は「古今東西」、理科が「アインシュタイン」とか。
受験終わって数年経ったいまでも、こどもはテキストのことを覚えていて「ラプラス3周くらいやったなぁ」とか言ってました。
ちょっと長くなりましたので、「成基学園の強み・弱みの分析」は後編にまわします。
後編も読んでみてください。
【成基学園】通わせてみた感想・雑感(後編)|強み・弱みを本音分析
今日はここまで。
アリーヴェデルチ!




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