偏差値70への最短ルート!「問題集1冊を完璧に」の先にある、入試の死角をなくす圧倒的演習量とは?

偏差値70を目指すための問題集演習法を解説するアイキャッチ画像。机に向かう埴輪(はにわ)のイラスト。 フニオの虎の巻

「あれこれ問題集を手を出すより、1冊を完璧にしよう!」という言葉を聞いたことはありませんか。

ある程度のレベルの競争になると、実は1冊だけをとことんやりこんでるだけでは足りないんです…。

ここでは特にこんな方たちを対象に、テストで高得点を狙うための方法を書きます。

  • 定期テスト(単元テストや小テスト含む)の社会で9割をねらいたい方。
  • 社会を得意科目にして、入試で高得点を取りたい方。

小学生、中学生、高校生の全ての方(公立校、私立一貫校の両方)が対象です。

なぜ複数冊の問題集にトライすべきなのか?(圧倒的演習量の必要性)

授業を受けたり、教科書を読んだりした後は、問題集に取り組んだ方がいいわけなのですが、何冊くらい取り組んだ方がいいのでしょうか。

「あれこれ手を出すよりも、1冊を完璧にしよう!」というアドバイスがあります。

これはこれで間違ってはいないと思うのですが、「得意科目にする」「入試で高得点をとる」「偏差値70を目指す」「難関校に合格する」ということまで考えると、それだけでは足りないのです。

なぜか。

主に4つの理由があります。

すべての分野をカバーしているわけではない(網羅性の限界)

社会は、さまざまな知識が問われる科目です。

中学社会の問題集は、「歴史」「地理」「公民」と分かれているか、「中学社会」で1冊にまとめられているかのどちらかが多いです。

1冊あたりページ数はだいたい決まっていますので、ひとつのテーマにさける問題数も限られてしまいます。

例えば、地理分野の中で「ヨーロッパの農業」についての大問があるとして、本来であればイギリスも、フランスも、ドイツも、オランダも、イタリアも、ロシアも、ヨーロッパの主要な国の農業についてのいろんな問題を解くことが理想です。

しかし「ヨーロッパの農業」の問題ばかりを掲載していると、「ヨーロッパの工業」「ヨーロッパの宗教や民族」といった問題を掲載するスペースがなくなってしまいます。

そこで、編集サイドとしては、その問題集に取り組む学生のレベルに応じた「ここは押さえておいてほしい」という問いをセレクトして掲載しているのです。

逆にいうと「どうしても問題から漏れてしまうキーワードや範囲が出てきてしまう」とも言えます。

優秀な人は、問題集で出てこない問題(キーワードなど)でも、教科書や参考書を読んで覚えて補える人はいますが、なかなかこれは難易度が高いです。

やはり問題として触れておくに越したことはありませんので、1冊よりも、2冊、3冊とこなして「死角をなくしていく」ことが重要です。

出題範囲が同じでも「問われ方(切り口)」が違う

とはいっても、「入試や定期テストでよく出るところ」というのは、単元ごとにある程度決まっていたりもします。

なので、どの問題集を見ても、パッと見では「だいたい同じような問題が載っているな」と感じます。

でも問題に出されるポイントは問題集によって違います。

例えば、こんな問題。

【問題集X】

645年、( ア )と中臣鎌足が中心となって、有力豪族である蘇我氏を滅ぼしました。
( ア )はその後天皇に即位し、天皇を中心とする国家体制を整えようとしました。

:( ア )にあてはまる人物は誰ですか。また( ア )たちが進めた改革を何といいますか。

【問題集Y】

中大兄皇子と( あ )らは、有力豪族である( い )氏を滅ぼし、天皇を中心とする国家体制をつくろうとしました。

:( あ )と( い )に入る人物と豪族を答えなさい。またこの改革が行われた際に、日本で初めてとなる元号が定められました。何という元号か、漢字2字で答えなさい。 

問題集Xも、問題集Yも、「大化の改新」についての出題です。

出てくる言葉や答えなければいけない内容はだいたい同じなのですが、問題集によって少しずつ違います。

教科書を読んだり、授業を聞いて「どんな形で出題されても大丈夫。全部覚えているよ」ということであれば問題ないのですが、それはなかなか難しいでしょう。

問題集で自分の理解や知識をチェックしようと思うなら、違う出題パターンで試したいとは思いませんか?

頻繁に出題される箇所がわかる

大化の改新の例題のように、問題集に掲載される箇所や出題内容は、どの問題集でもけっこう重複しています。

逆にいうと、重複している箇所はそれだけ重要、もしくは頻出箇所だということです。

問題集を1冊だけ取り組んだだけでは、どの部分が大事なのか、いまひとつピンとこないかもしれません。

しかし、2冊目の問題集に取り組んだ際、同じところが出題されていれば「重要なんだな」ということがよくわかるわけです。

3冊目になってくると、「またか」という反応になり、「ここは本当によく出るな」と、思えてくるはずです。

シンプルに繰り返す必要がある

これは、当たりまえのことなのですが、1回だけ取り組んだだけでは記憶は定着しにくいです。

そのため2回、もしくは3回と取り組むわけですが、同じ問題集で4回目、5回目となると、ややマンネリ化してきます。

仮に3回目くらいで「ほぼ覚えた」となったとしても、記憶を定着させるために4回目、5回目と取り組んでもいいのですが、それであればちょっと違う角度からつまり別の問題集知識を試した方がよいです。

刺激にもなりますし、問題文や解説文を読んで、知識がプラスアルファされることもあります。

問題集は何冊やればOK?

「では何冊くらいの問題集をやればいいのか」についてですが、得意科目にしたいのであれば3冊は取り組んでほしいです。

3冊の内訳イメージとしては、まず教科書準拠の基礎レベル問題集を1冊。

学研でいえば『ニューコースシリーズ』です。

次にハイレベル(やや発展)のものを1冊。

学研でいえば『パーフェクトコースシリーズ』です。

3冊目は入試レベル。

関西向けのものになってしまいますが、『近畿の高校入試 社会』などがそうです。

それぞれの問題集に取り組む回数は2回から3回が目安です。

問題集の取り組み方については、歴史の勉強法【公立中学校編(1)】を参考にしてみてください。

フニオの社会科もぜひ活用してください

3冊取り組むとなると、時間的にも労力もなかなか大変です。

問題集を買うと、1冊1000円ほどはかかります。

そこで、1冊目の基礎レベルの問題集の代わりとして、当サイト「フニオの社会科」の問題を使ってもらうのも、ひとつの手です。

例えばチェックテストですと、1単元あたり8問前後ですから、時間的には15分もあれば答え合わせまでできると思います。

無料ですから、お金もかかりません。

今後は、発展問題や入試レベルの問題もアップする予定ですので、ぜひトライしてみてください。

まとめ

あらゆる方向から、複数回の問題演習を行う「360度演習」を行うことで、知識の定着をはかるとともに、偏差値70に必要な「どんな問題でも対応できる力」を養えるわけです。

今日はここまで。

アリーヴェデルチ!

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